今年1年の振り返り

友人の頼みにあっさり乗っかって、ちゃっかりコミケ参戦してきたrealteckです。

驚かないで欲しいですが個人的な戦利品は何もありません。ええ、なにも。

こっそりmbedボード買おうと企んでましたが、とある先輩が「これからはBeagleBone Blackだって!」などとおっしゃられていたので、シングルボードマイコンは少し悩んでみることに。

さて、今年はロボット活動の飛躍的な1年となりましたが、ロボットは3ヶ月に1機のペースで設計していたことになります。

まず3-6月期にかけて作った個人機の1.8kg級、クラスター。

2013-05-12 19時51分

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ちょっと重くて出来上がった時は1.95kgぐらいだったと記憶しています。

作った勢いでニソコンに出てボロ負けでした。肩トルクと足首トルクが圧倒的に不足していました。

続いて7-9月期にかけて作った、Shooting Striker Ver1.0-JOKER Leg

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こちらは初めて3DCADを使って設計した、初めての3kg級でした。

結局足の設計に用いた増速用のギアがもたず、また重量も腕の長さもオーバーしていて、組み上がったのに踏んだり蹴ったりな機体でした。足をJOKERという既に存在していた機体からいただき、なんとか形にしましたがROBO-ONEでは予選通過もかなわず、とてもショックだったのを覚えています。

ただこうして作ってみて見えてきた課題もいっぱいあったので、この失敗が後継機の設計に大いに役立ちました。

その後継機が、まだ設計段階ですが11-12月期に設計したShooting Striker Ver1.1

2013-12-24 22時07分

前回の記事と同じ画像です。

まあ今度こそは、ちゃんと動いて欲しいと思う限りです。

CPUボードも部隊オリジナルのSH2からRCB-3に戻そうかと。まず動いてなんぼなので。

ROBOT JAPANに間に合わせるつもりでしたが厳しいかな。最悪プラモデルでも、温かく見守ってあげて下さい。

他にも・・・

今年はMAXIMUM JOKERのモーション担当になったりもしました。

ROBO-ONEでは見事に動いた彼、予選は快走し本戦シード権をゲット。

しかし本戦ではシードの初戦負けでした。自分の中では自信を持って作ったモーションが決まらなかったので、内心私が負ける要因を作ってしまったかと思い、Strikerに続いてこっちでも少しショックを抱えてました。

配線もデバッグ中に燃やしたので、本当に穴があったら入りたい心境でした。

「結局俺は口だけだったのか・・・」と

これはもう自分で名誉挽回するしかないと思い、MAXIMUM JOKERの大会出場許可を先輩に取り付け、壊れたRCB-3はクラスターのものを流用し、バックアップしておいたデータを復旧させ、10月いっぱいかけてデバッグして11月の法政大学・小金井祭に持ち込みました。

ここで優勝できたことが自分にとって大きな自信に繋がりました。

これで今までやってきたことは間違ってなかったと、そう思えました。

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今年は本当に、この優勝に尽きると思います。でもここで満足してはダメで、常に上を目指さなければなりません。

と今回の記事はこの辺りにして、来年の抱負や進歩度合いは次回の記事にゆだねたいと思います。

改めて今年は大学に受かりました。本当に応援、ご支援くださった方々、ありがとうございました。

来年も皆さんと、皆さんの素敵なロボットに出会えることを楽しみにしています。

それでは良いお年を!! by realteck