3000円付近のmbedとarduinoを個人的インプレッション

デート・ア・ライブ2期だねー、デートしたいねー、realteckです。

前回マイコンボードに触ってる的な話をしたのでその続きです。

ロボットの設計は新歓ロボコン忙しいんでまだ出来てないですゆるしてぇ。

さて、mbedを逆接で燃やしてからというもの、新歓ロボコンで使えるマイコンボードを探す旅に出ていました。

予算は3000円前後。エムベッダーな私はmbedが使いたいです。

そこでまず購入したのが、「LPC11U35 Quick Start Board」秋月では店頭に置いてなかった品で、

倉庫から引っ張り出してきてもらいました。(写真撮り忘れた・・・

価格以外で選んだ理由は、

・mbedのサイトでプログラムできる。→mbedサポート対応

 (LPCマイコンでもmbedサポート対応のマイコンは少ないので注意!)

・動作周期 50MHz =SH7125クラス

・なんか小さくてかわいい←重要

しかし・・・こいつ3.3V駆動だったおかげで、わざわざタイマーまで使ってソフトウェアでPWM組んだのに、

サーボが動かないのです。

FETやらなんやら使って5V電源をスイッチングしてあげればいいのですが、ビビって回路が組めなかったため

普通にPWMを出してくれるマイコンボードを探すことに

今回はセンサーの入力で少し融通をきかせたかったので、「Arduino Leonard」を買ってしまいましたー。

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というかさ、箱開けて30分でサーボ動いたら、そりゃ心も多少は動くよね。

新歓ロボコンでは大したプログラムもいらないので、とりあえずこいつを使うことに。

と思っていろいろ試していると、意外と出てくる問題点。

・タイマー処理が同時に2つ以上は出来ない。(まあ仕様に書いてあるしね

・センサー値の読み取りに時間が必要。(delayという関数で取得毎に1msほど待つ必要アリ。)

→理由ですが、先輩いわくコンデンサーに電荷を貯める時間が必要なんだとか。

 そんなに取得で電荷を持っていかれてしまうのだろうか??しかしセンサー値は安定する模様。

・電源使ってないと安定しない。動かすだけならUSBでいいが、電流の必要な動作ではやや不足。

などなど、ざっとこんな感じ。

良い点といえば

・プログラムは楽。というかホント楽。

・プルアップ抵抗内臓のおかげでデジタルのON、OFFとかはやりやすい。

・LeonardはUnoよりピンファンクションに融通がきく。

とかでした。

結果的に考えると、Arduinoは「サーボ動かすだけー」とか「とりま動けば大丈夫」とか

「ガチガチな処理はいらねえ、いいからルーチンだ!」byゴリ

という方々はいいんじゃないでしょうか。とても入門向きなことだけは身を持って体感しました。

でもあえてmbed推すよ。やっぱり上も目指しやすいし。(上位なことがやりやすい

しかし今回のLPC11U35 Quick Start Boardは日本人ユーザーがいないのがネックです。

さらに書き込み時にはマイコン上のボタン2つを同時押しして書き込みモードになるので、

使う際は少々面倒になります。

mbedは基本青か黄色の汎用ボードでいいんじゃない?まあちょっと高いですけど。

安くするならLPCXpressoって手もあるけど、こっちはまだよくわからんのです。

その話を先輩にしたら、先輩には「SHでいいじゃなーい」と言われるのですが

ロボメカ内、自称エムベッダーとしてはもう少し挑戦したいです。

はい、インプレッションはこんなもんです。使用感とか質問あったら答えます。

次回ですが、久々にハードウェアの話をしようかなと。軸受けとか??

それではまた次回、ぽいちゃ。