この時期だしロボットの格闘理論とか(r1-23thまであと4日

なんとなく毎日更新中・・・と思ったら寝落ちしたrealteckです。

今回は大会も近いし、ROBO-ONEでのバトル展開を予想しつつ、自分の理想をグダグダと。

大会前にこの手の話をするとウケが良いので書いてます。チョウシニノッチャダメー

さて、まずは今回の大幅にルールが変わった話をQAを踏まえつつ自分なりの解釈をメモ。

(以下公式サイトより、一部文章を引用、または要約させていただきます。)

公式ルールでは(第23回ROBO-ONE競技規則)

7.2.(d)「今大会においては、両足を横に開き、重心を横に移動し、攻撃することを禁止する。」

とあります。解説にてこの横とはロボットの歩行方向(つまり正面か真後ろ)に直行する延長線から概ね45°の範囲内だそうで、範囲の指定は前回ルールと同じような方法で定めてきました。この方向への重心移動を行った後の攻撃を禁止するとのことで、歩行とか、重心移動しない横攻撃ならいいよ、ってことになってます。

QAでもいろいろ出ていますが、OKやNGをフローチャートっぽく流れで追って書いてみると

・両足を横に開き、重心を横に移動し、攻撃することを禁止

→「両足を横に開く」のと「重心を横に移動する」のを同時にやるのはNG(片方ならOK)[Q1]

→足を開いても両足ではなく「片足を横に開く」なら、同時にやってもOK[Q3]

・そもそも重心とか重心の移動って何?

→重心の基準は歩行状態(超あいまいに言えば、いわゆる普通な状態を言いたいのだと解釈してる。)[Q2,Q7]

→重心移動のタイミングは、攻撃時に変わっていることがNG[Q4]

※おそらくだが攻撃の動作中に重心を移動させるモーションを組んだとして攻撃前や攻撃後にもとに戻っていても、その重心の移動中の攻撃が有効だった場合、それは無効になる可能性が高いと思われ。文句は言えない。

→重心の移動とは、全ての系で見る重心位置(座標)の移動ではなく、ロボットの系での重心点の移動。

・で?結局このルールは何がしたいの?

→横攻撃マンネリだしさ、ほらほら、これぐらいすれば前パンチとかキックとか、やってくれるよね?[Q6]

いや難しい、ぶっちゃけこの読解も間違ってないとは言えないです。

でも重心定義の手段とか規定の仕方うんぬんは公式のお達しなのでなんも言えねえ(笑)。

ざっくりまとめたところで、手先形状ごとの戦い方を勝手に予想していきます。

前回のルールではヘラ対ハサミの構図で説明したので今回もそんなテイストで。

ヘラ側の戦い方は、踏み込んでの横パンチはまず無理ぽなので牽制程度にその場での横パンが多いかな。

相手がハサミならしゃがみ→立ち上がりの横パンでハサミを引っ掛けるカウンター待ち。

当たる面積は相変わらずなので攻めるならこの手先形状を生かしたいわけです。

自分の正面を相手に向けて接近してのまぼたん投げorサアガタックルは未だ健在ですが、さてはて。

攻撃になると腰を捻っての前パンはありますが、ハサミも同じことが出来てしまうので接近は注意が必要になるのは今までと変わりませんね。やはり踏み込んでの横パンが禁止になったのがきついな~。

ハサミ側の戦い方は、ヘラに比べて技の自由度が高いので、もう少し攻めていける気がします。

近距離での殴り合いよりは中~遠距離からサッと入る感じで。

でも前回大会の優勝機体とかは割と近距離でぶん回してたイメージなんだよなー。

つかみだったら重心移動しなくても、しゃがみ→横に手を伸ばす、で投げは出来そうだし、そうしてくる機体は多いんでないかと思ってます。

俺的ダイアグラム(すなわち有利度)は、(ハサミ:ヘラで)

・近距離 4:6 (ど密着 3.5:6.5 ただし手先形状によるところが大きい)

・中~遠距離 6.5:3.5~8:2

・お互いに攻撃型 7:3

・お互いに守備型(orカウンター待ち) 5:5 (カウンター待ちなら互角に行けそう)

ヘラは今年は攻撃型なら一撃離脱戦法を取らざるをえないんですかねぇ。

つまり移動モーション鍛えて、近距離レンジに上手く持ち込めるかという戦い方に。

バトルとしてはそうなると魅力あるわけで、まあどうなるかは本大会を楽しみに見たいと思います。

片足開くだけならジオアサルトもどきも行けそうだし、頑張って欲しいところです。

うはー週末がたーのーしーみーだー。